次に、議第55号令和2年度荒尾市
南新地土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定については、異議なく認定すべきものと決定しております。
次に、議第56号令和2年度荒尾市
水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分については、賛成多数により決算については認定、剰余金の処分については原案のとおり可決すべきものと決定しております。
次に、議第57号令和2年度荒尾市
下水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分については、決算については異議なく認定、剰余金の処分については異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しております。
そして最後に、議第58号令和2年度荒尾市
病院事業会計決算の認定については、異議なく認定すべきものと決定しております。
次に、9月9日に
決算議案8件について
議員間討議を行いましたが、その際に執行部に伝えるべき
要望事項を決定しておりますので、御報告いたします。
今回は、
一般会計関係のみとなっております。
まず、今回の
決算審査を通して
市営住宅の
家賃滞納、
くみ取り手数料の滞納、保育料の滞納、市民税の
不納欠損、
国民健康保険税の未納、そして、
国民年金保険料の免除と
滞納猶予など市民の
経済的困窮が顕在化しており、
コロナ禍の影響がある中、市民の中に貧困という問題が深刻になっていることが改めて分かった。自治体の責務は、市民の福祉の増進にあることから、実効性のある幅広い
貧困対策の実施をお願いしたい。
次に、
各種団体への補助金については、例年、ほぼ慣例化して支出しているものがあるように見受けられる。昨年9月の
決算審議及び今年3月の
予算審議における
総括質疑において、
各種団体への補助金の見直しを要望していたが、見直し後の資料の提出がなされていないため、再度要望するものである。
以上のとおり、審査の結果及び
議員間討議における
要望事項を述べてまいりましたが、各理事者におかれましては、本委員会で表明された意見・要望などに十分留意され、厳しい
財政状況の中ではありますが、経費の削減と効率的な予算の執行に努められ、
市民サービスの向上のため、
市政全般にわたってなお一層の努力を傾注されますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。ありがとうございました。
6
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) これより、委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
7
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 質疑なしと認めます。
これより、
議事日程の順序により討論に入ります。
議第51号令和2年度荒尾市
一般会計歳入歳出決算の認定について、討論に入ります。
討論の通告があります。まず、3番
北園敏光議員。
〔3番
北園敏光君登壇〕
8
:◯北園敏光君
◯北園敏光君 議第51号令和2年度荒尾市
一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論を行います。
この決算には、市の財政が厳しいという理由により、
障害者団体などへの補助金が減額され、運営に支障を来す状況が生まれるような実態がある中でも、
同和団体への助成はほぼ満額支出されています。また、
南新地地区への道の駅あらお(仮称)の
基本計画と荒尾市保健・福祉・
子育て支援施設(仮称)の
基本計画と並行して
プロジェクト全体に関わる
進捗管理及び全体調整を行うという目的で、
南新地ウェルネス拠点形成プロジェクトマネジメント業務委託料として825万円が支出されています。そして、今年度も1,117万6,000円が予算化されています。あまりにも高額であり、私は必要性に疑問を持たざるを得ません。企業任せではうまくいかないというのが、私が視察した道の
駅成功事例の教訓でした。
そのために、私は道の駅の
基礎調査の
委託料予算から一貫して反対してまいりました。荒尾市では、2017年度に
基礎調査などの
業務委託料として879万7,560円を支出し、以後、
基本構想策定から
基本計画策定まで、
学識経験者を含めた
策定委員会を11回も開催し、先ほど触れました道の駅あらおの
基本計画策定と荒尾市保健・福祉・
子育て支援施設の
基本構想と並行して
プロジェクト全体に関わる
進捗管理及び全体調整を行うための
南新地ウェルネス拠点形成プロジェクトマネジメント業務委託料などを含めると、今年度までに5,000万円近くが支出されることになります。
荒尾市保健・福祉・
子育て支援施設は、
すこやか未来課や
保険介護課、福祉課や
子育て支援課などの
行政窓口と
社会福祉協議会などが一体となって、機能が発揮される構想になっております。
私は、
基本計画に示された機能を発揮するためには、これまで各課で運営されてきた業務の到達や特徴、課題を相互に検証し合い、運営していく中で機能の充実が図られてくるものと思います。そのために、その中心はこれまで業務を遂行されてきた現場の職員の皆さんにかかっていると思います。
行政内部の業務を全く掌握していない
民間事業者にこれほど高額な委託料を支払ってまでその
進捗管理などを担わせずとも、職員自らで運営できるのではないでしょうか。荒尾市における新規の
業務計画などを見てみますと、職員自らによる創意と工夫でまとめられることはほとんどなく、そのほとんどが
民間事業者へ委託されてばかりのように思います。
道の駅建設は最たるもので、11回もの
策定委員会を開催し、示された配置図も業者が自由に変更できるという説明であり、行政や市民の声は全く反映されないのではないでしょうか。もっと職員自ら
自分たちで考え、調査し、実践し、検証して経験を積み上げていくプロセスを確立してこそ、優秀な職員が育っていくのではないでしょうか。
以上の理由から、私は、この議案については反対することを表明いたします。
9
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 次に、8番
木村誠一議員。
〔8番
木村誠一君登壇〕
10
:◯木村誠一君
◯木村誠一君 議第51号令和2年度荒尾市
一般会計歳入歳出決算の認定について、新
社会党議員団を代表して反対の立場から討論を行います。
令和2年度荒尾市
一般会計においては、第6次荒尾市
総合計画に基づき、特に
子育て世代に対する支援や環境の整備、また、防災に関する
地域整備など安心・安全な
市民生活の向上に努力をされていることは評価をしますが、一方、次の3点については、市民の総意に添えない支出として、その
予算執行の中止を求めていたところです。
まず一つが、
マイナンバー制度関連費であります。
マイナンバー制度の特徴は、異なる機関が保有する
個人情報について
マイナンバーを鍵として突き合わせ、正確に
個人情報を把握できることにあります。例えば、
納税情報と
預金情報の二つが結びつくだけで、その差額からその人の年間の消費額が分かるように、ささいなデータの組合せが自分という存在を国家の分析と評価の対象とさせてしまうリスクがあると同時に、
マイナンバー制度の
個人情報一元管理と
管理社会への構築を懸念するところです。
また、番号法では、
不正利用などの罰則については規定されていますが、漏えいや
不正利用の被害が生じた場合の国民に対しての
救済措置や補償については手当がされていません。
二つ目に、
自衛官募集についてです。2015年9月19日、
安全保障関連法が強行採決され、自衛隊がいつでもどこでも海外で
武力行使を可能とする事態が生み出されました。これにより自衛隊の任務は大きく拡大され、非
戦闘地域ではなく
戦闘地域に行くことにもなり、命の危険にさらされることになります。荒尾市は、
非核平和都市を宣言しており、
平和行政としてのアピールをしています。
地方自治の本旨は、住民の生命・安全を守ることにあります。まして本市の将来を担う大切な若者を、戦場に送り出すようなことが絶対にあってはならないと考えるところです。
三つ目は、フッ
化物洗口関連費についてです。本市では、幼稚園・保育園に奨励されており、また、全小・中学校に拡大されています。
日弁連等は、6歳未満の子供へのフッ
化物洗口は、
長期的作用の懸念があること、また、新たなアレルギー、
化学物質過敏症を発症させてしまう可能性があることも指摘されていることから、本市では、実施するに当たり危険性、副作用の説明をしっかり行っていただきたいとの
意思表示をしていたところです。
今回の令和2年度荒尾市
一般会計では、以上についても予算が執行されておりますが、この3点は、市民の総意に添えない支出があるため反対せざるを得ないということを申し述べまして、討論を終わります。
11
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
12
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) これにて討論を終結いたします。
採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本決算に対する委員長の報告は、認定であります。本決算は、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
13
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 起立多数であります。よって、本決算は、認定することに決しました。
議第52号令和2年度荒尾市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本決算に対する委員長の報告は、認定であります。本決算は、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本決算は、認定することに決しました。
議第53号令和2年度荒尾市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入ります。討論の通告があります。3番
北園敏光議員。
〔3番
北園敏光君登壇〕
16
:◯北園敏光君
◯北園敏光君 議第53号令和2年度荒尾市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論を行います。
令和2年度荒尾市
介護保険特別会計歳入歳出決算では、
保険給付費が予算現額の59億3,158万円に対して
支出済額は50億7,245万円となり、予算との差額、不用額が8億5,913万円となりました。これは、
予算そのものが高く設定されていたことによるものです。これに対し保険料は、予算現額の11億869万円に対して
支出済額は11億832万円となり、ほぼ予算どおり徴収されています。これは、
介護保険料の被保険者がほとんど
年金天引きによるためですが、
予算設定そのものが
保険給付費のおよそ21%相当が
保険料予算に充てられるような仕組みとなっているために、
歳入歳出差引残高が1億2,002万円となり、
うち基金への繰入れは6,174万円となっています。そのために実際には
保険給付費が大幅に引き下がったものの、保険料は予算で設定された
保険給付費に相当する保険料が徴収されたことによるものです。
この令和2年度の決算は、第7期
介護保険事業計画の最後の年度の決算となり、私は、これまでの
事業計画による予算と決算については、
準備基金が大幅に増加したにもかかわらず
保険料引下げが行われませんでしたので、これまで反対してきましたことから、この決算にも反対いたします。
なお、本年4月分の保険料からは、これまでの
準備基金の一部を取り崩して保険料の引下げに充てるようになり、
基準月額が5,800円から5,300円に引き下げられるようになりましたので、今年度の予算には賛成しましたが、今年度から始まった第8期
介護保険事業計画の初年度となる令和3年度の
保険給付費の予算額は、令和2年度の予算額から3億2,000万円
程度引き下げ、56億893万円とされていますが、それでも令和2年度決算よりも10.6%高く設定されています。ただ、令和4年度と令和5年度も微増の予算となっていますので、今後の
保険給付費の増加が注目されますが、くれぐれも被保険者への
保険料負担が生じないように留意すべきであることと思います。
以上を申し上げて、本議案への反対を表明いたします。
17
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
18
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) これにて討論を終結いたします。
採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本決算に対する委員長の報告は、認定であります。本決算は、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
19
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 起立多数であります。よって、本決算は、認定することに決しました。
議第54号令和2年度荒尾市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入ります。
討論の通告があります。まず、3番
北園敏光議員。
〔3番
北園敏光君登壇〕
20
:◯北園敏光君
◯北園敏光君 議第54号令和2年度荒尾市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論を行います。
令和2年4月から、荒尾市
後期高齢者医療保険料は、
均等割額を前年度の4万7,900円から5万600円に2,700円引き上げ、
所得割率を9.25%から9.95%へ引き上げるようになったために、被保険者1人当たりの
保険料率は、前年の
保険料額が5万5,270円から6万2,803円となり、13.6%も引き上げられることになりました。令和2年度の決算では、歳入が8億1,963万円となり、前年比で5,822万円増加しましたが、このうち保険料の増加が4,294万円となり、前年比で8.8%も増加し、大幅な負担増となっています。歳出は8億898万円となり、前年比で5,721万円増加しましたが、内訳では前年比で総務費は5.5%、
広域連合納付金が7.7%、
保健事業費が7.6%それぞれ増加しています。一方、
コロナ禍で
保険給付費は101億307万円となり、前年比で3億7,100万円減少しています。
このように被保険者は、受診を抑制する結果になったにもかかわらず、保険料は大幅に引き上げられることになりました。令和2年度から13.6%もの保険料の引上げが行われるに至った背景には、国が
高齢者人口の増加などに伴う
社会保障費の
自然増分4,800億円を事もあろうに1,300億円も予算を削減したことにあります。しかも、来年度も予想される
自然増分6,600億円を大幅に削減する計画です。そのために来年10月からは、
後期高齢者の
窓口負担を2倍化にする法案が強行され、
後期高齢者へさらなる負担増がのしかかろうとしています。
令和2年度は年金額がさらに引き下げられ、消費税の10%増税も加わり、
年金生活者には極めて負担が重たくなる決算になりました。歴代政権による
後期高齢者医療制度への国の支出を減らしてきたことが、このような事態を招くに至った根本的な原因です。もはやこの
制度自体が破綻する事態にあり、
地方自治体からこの制度への批判を強め、制度への国の抜本的な助成の拡充を図る以外にこの事態の打開は望めません。
以上の理由で、私はこの決算には反対することを表明いたします。
21
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 次に、8番
木村誠一議員。
〔8番
木村誠一君登壇〕
22
:◯木村誠一君
◯木村誠一君 議第54号令和2年度荒尾市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、新
社会党議員団を代表して反対の立場から討論を行います。
2008年10月3日の参院本会議で、当時の麻生首相は、
長寿医療制度は
医療費自己負担を
現役世代より低い1割負担とし、保険料の軽減も行うなど、高齢者が心配なく医療を受けられる仕組みとなっています。こうしたよい点は、ぜひ維持していきたいと答弁しています。
しかし、今、残念なことにこの答弁の内容が次々と崩され、低所得者の保険料が大幅に値上げされています。令和2年度と令和3年度においては、
均等割額を5万600円と2,700円の増、そして、
所得割率を9.95%と0.69%の増とされました。2020年8月末の
日本年金機構の統計によると、
年金受給額は、
厚生年金で月14万6,450円、
基礎年金は月5万5,217円となっています。一般的に高齢者の生活に影響を与える大きな三つの要因は、年金、保険、消費税と言われています。
2019年10月に
消費税率が10%に引き上げられ、さらに、
厚生労働省は今年1月、2021年度の年金額を0.1%引き下げると発表しました。
公的年金の
年金引下げは2017年以来4年ぶりのことで、予定していた金額が減るのは、例えそれが数十円から数百円とはいえ、安易に納得することはできないでしょうし、総務省の家計調査によると、65歳以上の月例収支を見てみると2万8,472円の赤字との調査結果も出ています。
また、
厚生労働省は平成30年国民健康・
栄養調査の結果を公表し、この調査の結果の中で
生活習慣などの状況が所得別に比較した場合に有意差が生まれていると、世帯ごとの
経済状況によって
健康格差が生まれている実態があると明らかにしました。
このように高齢者の置かれている
生活実態を踏まえたとき、今回の
保険料値上げによる決算は認められるものではなく、反対を表明し、討論を終わります。
23
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
24
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) これにて討論を終結いたします。
採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本決算に対する委員長の報告は、認定であります。本決算は、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
25
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 起立多数であります。よって、本決算は、認定することに決しました。
議第55号令和2年度荒尾市
南新地土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
26
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本決算に対する委員長の報告は、認定であります。本決算は、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
27
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本決算は、認定することに決しました。
議第56号令和2年度荒尾市
水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
28
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本件の採決は、起立により行います。本決算及び剰余金の処分に対する委員長の報告は、認定及び原案可決であります。本決算及び剰余金の処分については、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
29
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 起立多数であります。よって、本決算については認定、剰余金の処分については原案のとおり可決することに決しました。
議第57号令和2年度荒尾市
下水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
30
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本決算及び剰余金の処分に対する委員長の報告は、認定及び原案可決であります。本決算及び剰余金の処分については、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
31
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本決算については認定、剰余金の処分については原案のとおり可決することに決しました。
議第58号令和2年度荒尾市
病院事業会計決算の認定について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
32
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本決算に対する委員長の報告は、認定であります。本決算は、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
33
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本決算は、認定することに決しました。
────────────────────────────────
日程第9議第59号専決処分について(令和3年度荒尾市病院事業会計補正
予算(第2号))から日程第15議第66号令和3年度荒尾市水道事業会計補
正予算(第1号)まで(
委員長報告・質疑・討論・表決)
34
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 日程第9、議第59号専決処分について(令和3年度荒尾市病院事業会計補正予算(第2号))から、日程第15、議第66号令和3年度荒尾市水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上
一括議題といたします。
これより、各常任委員長から委員会の審査経過及び結果について報告を求めます。
市民福祉常任委員長俣川勝範議員。
〔
市民福祉常任委員長俣川勝範君登壇〕
35:◯
市民福祉常任委員長(俣川勝範君) ◯
市民福祉常任委員長(俣川勝範君) 市民福祉常任委員会に付託されました事件の審査の経過及び結果について御報告いたします。
議第60号荒尾市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例及び荒尾市地域生活支援事業利用料条例の一部改正について、議第61号荒尾市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、以上の2議案については、審査の結果、いずれも原案可決であります。
審査の経過。これらの2議案については、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、市民福祉常任委員会の
委員長報告とさせていただきます。
36
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君)
財務常任委員長小田龍雄議員。
〔
財務常任委員長小田龍雄君登壇〕
37
:◯財務常任委員長(
小田龍雄君)
◯財務常任委員長(
小田龍雄君)
財務常任委員会に付託されました補正予算議案5件について、委員会における審査の結果及び経過について御報告いたします。
まず、議第59号専決処分について(令和3年度荒尾市病院事業会計補正予算(第2号))でございますが、異議なく承認すべきものと決定しております。
残余の議第63号令和3年度荒尾市
一般会計補正予算(第6号)、議第64号令和3年度荒尾市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議第65号令和3年度荒尾市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議第66号令和3年度荒尾市水道事業会計補正予算(第1号)、以上4議案については、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しております。
以上でございます。
38
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) これより、各常任委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
39
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 質疑なしと認めます。
これより、
議事日程の順序により討論に入ります。
議第59号専決処分について(令和3年度荒尾市病院事業会計補正予算(第2号))の討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
40
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本件に対する委員長の報告は、承認であります。本件は、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、承認することに決しました。
議第60号荒尾市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例及び荒尾市地域生活支援事業利用料条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
42
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。
議第61号荒尾市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について討論に入ります。
討論の通告があります。3番
北園敏光議員。
〔3番
北園敏光君登壇〕
44
:◯北園敏光君
◯北園敏光君 議第61号荒尾市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、反対の立場から意見を申し上げます。
この条例の一部改正案は、現在の荒尾市民病院という名称を荒尾市立有明医療センターに改称するという内容です。私は、新しい名称案は、新病院の機能を明確にしていると思います。しかしながら、この名称変更について私どもが市民の皆様の御意見などの聞き取りを行った結果、少なくない方々から、これまで長く親しまれてきた荒尾市民病院という名称への愛着が深く、できれば残してほしいという要望が根強いことを認識いたしました。
そこで、提案の荒尾市立有明医療センターという名称に絶対に反対という立場ではありませんが、私は、紹介しました市民の声をこの議会に届ける責任があると認識し、できれば提案の荒尾市立有明医療センターという名称を届出の名称とされても、通称として、例えば新荒尾市民病院というような名称が使用できるような検討をお願いしたいという立場から、この討論の場で意見を表明することといたしました。
以上の理由を申し上げて、私の態度表明とさせていただきます。
45
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
46
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) これにて討論は終結いたしました。
採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件の採決は、起立により行います。本件は、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
47
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 起立多数であります。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。
議第63号令和3年度荒尾市
一般会計補正予算(第6号)について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
48
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
49
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。
議第64号令和3年度荒尾市介護保険特別会計補正予算(第2号)について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
50
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
51
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。
議第65号令和3年度荒尾市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
52
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
53
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。
議第66号令和3年度荒尾市水道事業会計補正予算(第1号)について討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
54
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
55
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。
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日程第16意見書第3号新型コロナウイルスワクチンの若年層や未成年者へ
の接種に関する意見書(趣旨弁明・討論・表決)
56
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 日程第16、意見書第3号新型コロナウイルスワクチンの若年層や未成年者への接種に関する意見書を議題といたします。
意見書の趣旨弁明を求めます。17番野田ゆみ議員。
〔17番野田ゆみ君登壇〕
57:◯野田ゆみ君 ◯野田ゆみ君 趣旨弁明をさせていただきます。
意見書第3号新型コロナウイルスワクチンの若年層や未成年者への接種に関する意見書。
上記の意見書案を別紙のとおり、会議規則第13条第1項の規定により提出する。
令和3年9月27日提出
提出者 市議会議員 野田ゆみ
賛成者 〃 田中浩治
〃 〃
小田龍雄
〃 〃 俣川勝範
〃 〃 橋本誠剛
〃 〃 菰田正也
〃 〃 石崎勇三
〃 〃 鶴田賢了
〃 〃
北園敏光
〃 〃 前田裕二
新型コロナウイルスワクチンの若年層や未成年者への接種に関する意見書
別紙添付
提案理由。
新型コロナワクチンの若年層(特に16歳未満の子ども)に対する接種に関し、安全面を担保した有益性を国民が十分納得できる形で示すことを、国及び政府に対して強く求めたいからであるというものであります。
新型コロナウイルスワクチンの若年層や未成年者への接種に関する意見書
新型コロナウイルス感染症については、拡大防止のための人流抑制等を目的として、昨年来、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が繰り返し発令されているが、未だに収束の兆しは見えない。
政府は、新型コロナワクチンの接種をコロナ収束の決め手とし、今年2月から16歳以上の全国民を対象に接種を促進し、9月現在全人口の約半数が2回目を終えている状況であり、今後は64歳以下の接種の促進、中でも今般の第5波における若年者の感染拡大を踏まえたワクチンの接種を促進している。
しかしながら、今までにない手法で開発されてから1年足らずのワクチンを全国民を対象に接種することでの長期的な身体等への影響は、これから検証することになる。また、政府からの情報は、メディア、自治体などを通じて、「積極的に推奨する」との情報発信がなされているが、国民がワクチン接種のリスクと効果を正しく理解し判断するための正確な情報の提供が十分ではないと考える。
医療従事者等や高齢者から始まった新型コロナワクチンの接種は、7月から対象年齢が一気に引き下げられ、「満12歳から15歳までの子ども」も接種の対象となった。新型コロナワクチンは「任意接種」とされ、あくまでも本人の同意により行うことができるとしているが、「接種をしない」ことでの差別や同調圧力はあってはならない。
心身ともに未熟で体格面でも大人に劣る子どもに接種するワクチンのさらなる安全性を担保することは、重要なことである。本来、ワクチンの実用化には数年以上かけて安全性を確立することが一般的ではあるが、特例承認という形で承認され、使用されている。予防接種には、様々なリスクを明確に上回る安全性と有用性が求められる。しかし、このワクチンが子どものみならず、将来の母親となる妊婦にも、明確な安全性と有用性が示されているかと言えば、そうとは限らない現状があると思われる。
厚労省は、「ワクチンの接種によって得られる利益(有効性)と副反応などのリスク(安全性)の比較衡量により接種の是非を判断する必要がある」としているので、それらの精緻な情報提供は、ワクチン接種を進める上で不可欠であると考える。
今回追加対象となった、「満12歳から15歳」の若年者については、保護者の同意と接種での同伴が条件となっており、コロナワクチン接種に関する精緻な情報が不足する中、保護者の中には、子どもの将来のことを考え思い悩んでおられる方が多数いると聞いている。
以上のことからも、若年層(特に16歳未満の子ども)に対する新型コロナワクチンの接種に関し、政府は、安全面を担保した有益性を国民が十分納得できる形で示す必要がある。よって、下記の事項を求める。
記
1、新型コロナワクチンの若年層(特に未成年者)に対する接種の必要性および安全性について、若年層・未成年者及び保護者が正しく理解し、納得できるようによりきめ細やかな説明責任を果たすこと。
2、新型コロナワクチン接種後の死亡者数や副反応にかかる精緻な情報を国民に適切に周知するよう努めること。
3、新型コロナウイルス接種後に生じた副反応(副反応疑いを含む)による健康被害について迅速に対応すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年9月27日
荒尾市議会
提出先
衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 厚生労働大臣
内閣府特命担当大臣(
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当)
以上でございますが、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
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58
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 趣旨弁明は終了しました。
お諮りいたします。本意見書案は、各会派による共同提案のため、質疑・委員会付託は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
59
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件の質疑・委員会付託は省略することに決しました。
これより、討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
60
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 討論なしと認めます。
採決いたします。本意見書案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
61
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本意見書案は、原案のとおり可決することに決しました。
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日程第17 議員派遣
62
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 日程第17、議員派遣の件を議題といたします。
本件は、
地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条第1項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
来る10月28日に佐賀市で開催される森林・林業・林産業活性化九州大会に出席のため、
谷口議員及び田中議員の2名を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
63
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、森林・林業・林産業活性化九州大会に
谷口議員及び田中議員の2名を派遣することに決しました。
なお、ただいま議決いただきました議員派遣については、その後、諸般の事情により変更が生じる場合には、その取扱いについては議長に御一任願いたいと思います。
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日程第18 調査事項の付託について
64
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 日程第18、調査事項の付託についてを議題といたします。
各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第109条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、所管事項について閉会中の継続調査の申出があります。
お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長からの申出のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
65
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申出のとおり所管事項について閉会中の継続調査に付することに決しました。
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66
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 本会議中の誤読などによる字句・数字等の整理・訂正につきましては、会議規則第42条の規定により、議長に委任していただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
67
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、字句・数字等の整理・訂正は、議長に委任することに決しました。
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68
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 以上で、令和3年第4回市議会の付議事件は、全て議了いたしましたので、これにて閉会いたします。
午後2時30分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和3年9月27日
荒尾市議会 議 長 安 田 康 則
議 員 中 野 美智子
議 員 俣 川 勝 範...